減災名古屋市ヒストリカルハザードマップ(Web版)を公開しました!

名古屋市ヒストリカルハザードマップ(Web版)を公開しました!

くらべてみよう!ヒストリカルハザードマップ

このマップは、皆さんの身の回りの土地の成り立ちと災害リスクについて知っていただき、防災意識を高めていただく 目的で作成しています。

「今住んでいる地域はどのような環境だったのだろう?」

といった疑問に応えるマップです。地域を知ることは、防災の第一歩となります。

ヒストリカルハザードマップの使い方

①名古屋市内の明治、大正、昭和の地図と現代の地図を重ね合わせて表示できます。2つの地図を比較することで、昔と今で名古屋市がどのように変化したのかを簡単にみることができます。をクリックし、表示したい項目を選びましょう。

南海トラフ地震の被害予測(震度、津波、液状化)を重ねることで、土地の成り立ちと災害リスクについても考えることができます。

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 最初の画面は名古屋市熱田区の熱田神宮周辺です。大正9年の地図と現代の地図、南海トラフ地震の津波浸水範囲を表示しています。 この地図を見ると、津波浸水範囲の地域が大正9年には水田であったことが分かります。  江戸時代には、この地域まで海があったことが知られています。有名な熱田と桑名(三重県)を船で繋いでいた『七里の渡し』があることでも有名です。

皆さんが住んでいる地域には、どんな土地の歴史があるでしょうか?
この地図を活用して、色々調べてみてください。

【データ内容】

  • 震度
  • 液状化
  • 津波(浸水範囲)
  • 津波(浸水開始時間)
  • 明治期の水部
  • 旧版地形図(明治24年、大正9年、昭和22年[一部昭和43年])

名古屋駅周辺を調べてみた!

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 名古屋駅周辺の土地の歴史を見てみると、線路の西側は明治24年には多くの水田があることが分かります。

大正9年になると駅周辺に建物が増えはじめ、昭和22年になると水田の姿は消えて建物が密集している様子がよくわかります。


------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 作成にあたっては、名古屋市防災危機管理局発行のハザードマップ及び、国土地理院発行の旧版地形図を使用しています。
コンピューター上にて位置合わせ・接合の処理を行っていますが、地図の計測年代や縮尺等の違いにより位置精度に誤差が生じている場合があります、 あらかじめご了承ください。

ハザードマップ提供:名古屋市防災危機管理局
コンテンツ制作:ナカシャクリエイテブ株式会社

※この地図は、国土地理院長の承認を得て、同院発行の5万分1地形図、2万5千分1地形図及び電子地形図(タイル)を複製したものである。(承認番号 平29情複、 第372号)
※「明治期の低湿地」については、「明治期の低湿地データ」(国土地理院技術資料)を加工したものである。
※旧版地形図は、今日の目からすれば適切でない表現を含んでいる可能性もありますが、歴史的価値を重視し修正・削除は行っておりません。ご理解の上、ご利用ください。

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