今回は日本を離れて、舞台はなんと韓国の釜山にて9月8日(金)~9月11日(月)の4日間で開催された第20回釜山国際観光展 (BITF2017)のレポートです!
会場は釜山国際展示場BEXCO(Busan Exhibition & Convention Center)というところで、様々なイベントや会議が行われる建物です。
今回参加した釜山国際観光展は、世界の観光情報や旅行商品を紹介する展示会で、今年は世界43カ国、264社が参加して453カ所のブースが立ち並びました。観覧客は10万4千人に達したそうです。
80%ほどは一般の韓国人と聞きました。見本市や即売会もあり、世界各国の旅行業界と消費者が直接交流できる場となっていて、旅行情報を収集しながらおもしろい体験ができるブースもあり、とても新鮮でした。
参加したのは初日だけですが、金曜日の平日にもかかわらず、会場は世界各国のブースと異文化を感じながら旅行情報を収集する観覧客や特別イベントでとても盛り上がっていました!
各国のブースはだいたい大陸ごとにまとまっていて、各国の雰囲気が伝わる仕掛けが色々あり、歩いているだけで文化を感じる事ができました。
南米からのブースが集まるエリアでは、メキシコやペルーなどの日本人も聞きなれている国以外に、コスタリカやグアテマラ、ボリビアやドミニカ共和国、エルサルバドルなどの国も参加していて、頭で世界地図を描きながら雰囲気を楽しめました!
アフリカ大陸からのブースでは、コーヒーの試飲などもあり、美味しくいただきました。現地の観光業界の方から直接話が聞けるのは、素晴らしい体験になりました。
そして、一番盛り上がっていたのは日本からのブースでした!見慣れた企業も出展していて、すっかり釜山にいることを忘れてしまいそうでした。
ステージやミュージックイベントも各セクションで行われていて、飽きることはありません!
そして、VRで模擬体験をできるようになっているブースや、大学や観光専攻の高等学校からの出展もあり、学生たちが盛り上げていました。
最後になりましたが、日本の中心に位置する愛知・三重・岐阜の東海三県の魅力を釜山・韓国のみなさんにも知ってもらおうと、今回、セントレア−釜山「愛の架け橋」という名のプロジェクトが発足し、行政と民間が一体となってPRする事となり、本社が名古屋にある当社もそのPRに参加させて頂く事となりました。
色々な仕掛けを準備したブースは連日大賑わいでしたが、同時に東海三県、名古屋、セントレアの知名度の低さも改めて感じる機会になりました。
それでも、名古屋に行ったことがある、また行きたい!と言ってくれた方にも出会えました。
釜山国際観光展のために準備した、様々なPRチラシや小物を、次の旅行の目的地になってくれたらいいなと思いながらお渡ししました。
一人でも多くの方にそう思っていただくには、今後、どのような活動が必要か、本当に考えさせられるすばらしい機会になりました!