メインコンテンツへスキップ

【物体検出】オンプレミス環境で独自モデルを最速生成「てんかく忍者モデル工房」概要紹介 vol.25

25_top.png

近年、NVIDIA と HPE が提唱する AI Factory のように、「オンプレミスでデータを管理し、GPU最適化で高速イテレーションを回す」 という潮流が生まれています。

これはクラウド依存を減らし、自前データを安全に扱うための"企業向けクリーンルーム"として注目されています。
私たちが構築してきた てんかく忍者モデル工房は、同じ思想を現場レベルで実現するための "小さなAI Factory" と言えます。

 

 

なぜ"クリーンルームモデル"が必要なのか

 

先に公開している"データセットの著作権、データベースの著作権、AIモデルのライセンスについてのざっくりしたまとめ"
で整理したように、データセットやAIモデルを制作、運用するにあたっては、権利処理についていくつかの注意点が存在します。

 

1️:データセットの著作権


→ 他者の著作権からクリーンであるためには自前で撮る必要がある
→ てんかく忍者は自前データで作る方法を提供している

 

2: データベース著作権


→ データベース著作権を自前化するためには、クラス設計やアノテーションを自前で行う必要がある
→ てんかく忍者は自前アノテーションの手法をフォローするのでクリーン

 

3:モデルの著作権


→ 重みは著作物ではないが、ライセンス汚染は起こりうる
→ てんかく忍者で使用するバックボーンやpre-trainedモデルは Apache2 / MIT のみを選択できる

 

4:CC系やAGPLの危険性


→ 市販モデルやオープンデータセットは商用利用に向かない
→ てんかく忍者は商用利用前提でクリーンルーム構築を後押しする

 

5:結論:自前で作るか、エンタープライズ契約


→ てんかく忍者は「自前で作る」を可能にする工房
→ 利用企業は外部に依存することなく、永続的に安全にモデルを使える

 

 

② てんかく忍者モデル工房とは

自前データで自前モデルを素早く生成するための"最速モデル工房"です

 

  • 自前データ:build_datasetが動画から切り出した静止画を適切なサンプリングで抽出します。
  • 自前アノテーション:labelImg(MITライセンス)を採用
  • モデル学習:RF-DETR、YOLO-NAS、ultralyticsを選択可能。
  • 自動アノテーション:学習済モデルによる希少データ抽出、データ水増し(アノテーション自動付与)
  • モデル評価:TensorBoard(ApacheLicense2.0)による学習、評価グラフの出力


関連するソフトウェアはApache2 / MITライセンス のみ
商用利用OK、ライセンス汚染ゼロ

長期運用に耐える

 

③ てんかく忍者モデル工房の思想

  • 「安全なAIモデルは自前で作るべき」
  • 「企業の法務リスクをゼロにする」
  • 「現場のドメイン知識をモデルに落とし込む」
  • 「外部依存を減らし、長期運用を可能にする」

 

④ どんな企業に向いているか

インフラ、建設、製造、点検、保守、 セキュリティ、公共

 

⑤ 導入メリット

  • 法務リスクゼロ
  • 商用利用OK
  • 長期運用可能
  • 現場に最適化
  • 外部依存なし

 

⑥ まとめ
「安全なAIモデルを使いたいなら、クリーンルームが最適解」
「てんかく忍者モデル工房はそのための工房」

 

てんかく忍者モデル工房(tenkaku_ninja_model)仮想製品カタログ

ファクトシート

比較

 

 

▼この記事を書いたひと 001@2x.png R&Dセンター 松井 良行 R&Dセンター 技術戦略担当部長。コンピュータと共に35年。そしてこれからも!  

機械学習・AIの最新記事