特許7440855の関連で、経時変化を追跡するための同一地点特定の手法"動画処理装置、動画処理方法、プログラム"(特許7515805)"を取得しました。
【特許番号】 特許第7515905
【発明の名称】点検支援システム、撮影位置同定システム、及び、プログラム
【特許権者】 ナカシャ クリエイテブ株式会社・株式会社コネクティボ
【弁理士】 丸山 明夫
【発明者】 松井良行、平野智裕、野原佐知世、西川和宏、渡邊裕樹
【出願日】 令和5年1月26日(2023.1.26)
【登録日】 令和6年7月5日(2024.7.5)
【課題】
移動体搭載のカメラで撮影した動画から抜き出した各フレーム画像に撮影日時刻や撮影位置等を対応付けたデータ(例:特許文献1のデータ)を用いて、被撮影道路等の状態を目視点検する場合、被撮影道路等が長大であるため、点検すべき範囲を的確に絞り込んで指定できることが重要となる。このため、
*点検対象とすべき範囲(損傷の分布範囲)を、容易に把握できることが望まれる。また、損傷の度合いが大きい範囲を、容易に把握できることが望まれる。さらに、経年変化の大きい範囲(重点的に注目すべき範囲)を、容易に把握できることが望まれる。
*点検対象として特定した撮影位置の画像内の損傷の位置を、容易に把握できることが望まれる。また、その損傷の詳細を併せて把握できることが望まれる。
*点検対象として特定した撮影位置の画像内の損傷の変化を把握するため、同一位置の異なる時点(過去と現在)の画像を比較対照できることが望まれる。また、容易且つ詳細に比較対照できることが望まれる。
*上記の把握を、熟練を要することなく行い得ることが望まれる。
*損傷分布範囲の経年変化の把握や、同一位置の画像の比較対照のためには、異なる時点(過去と現在)の同一位置を、的確に同定できることが望まれる。
本発明は、上述の要請に鑑みたものである。即ち、本発明は、道路や線路等の長大なインフラの各部の中から、点検対象として注目すべき範囲(損傷の分布範囲)を視覚的に把握できるようにすることを目的とする。また、損傷の度合いに鑑み点検対象として特に注目すべき範囲を視覚的に把握できるようにすることを目的とする。さらに、損傷の経年変化に鑑み点検対象として重点的に注目すべき範囲を視覚的に把握できるようにすることを目的とする。
本発明は、道路や線路等の長大なインフラの各部の中から注目対象として指定した特定位置の状況を、視覚的に把握できるようにすることを目的とする。また、その特定位置の状況の詳細を視覚的に把握できるようにすることを目的とする。
本発明は、道路や線路等の長大なインフラの各部の中から注目対象として指定した特定位置の状況の変化を、視覚的に比較対照して把握できるようにすることを目的とする。また、その特定位置の状況の詳細な変化を視覚的に比較対照して把握できるようにすることを目的とする。
本発明は、上記のような視覚的な把握を、経験の差による判断の相違なく、誰でも行い得るようにすることを目的とする。
本発明は、例えば、道路や線路等の長大なインフラの各部の中から、比較対照したい特定位置や特定範囲を指定して、その状況変化を的確に把握可能とするべく、期間を空けて複数回に渡り各部を撮影した画像の中から、比較対照等のための同一の撮影位置を的確に指定できるようにすることを目的とする。
【解決手段】
発明1:(損傷有無のヒートマップ)
発明2(損傷レベルのヒートマップ)
発明3(損傷レベル差分のヒートマップ)
発明4(同一撮影位置←位置領域)
発明5(位置領域←距離標)
発明6(距離標=キロポスト)
発明7(位置領域←メッシュ)
発明8(区分領域)
発明9(位置領域情報生成)
発明10(小数第5位)
発明11(損傷レベルのヒートマップ/損傷の画像内位置)
発明12(損傷の画像内位置)
発明13(損傷レベル差分のヒートマップ/損傷の2画像内位置)
発明14(損傷の2画像内位置)
発明15(損傷の2画像内位置・種類)
発明16(同一撮影位置←位置領域
発明17(位置領域←距離標)
発明18(距離標=キロポスト
発明19(位置領域←メッシュ)
発明20(区分領域)
発明21(同一撮影位置←位置領域情報生成)
発明22(少数第5位)
発明23(同一撮影位置←位置領域データ)
発明24(位置領域←距離標)
発明25(距離標=キロポスト)
発明26(位置領域←メッシュ)
発明27(区分領域)
発明28(同一撮影位置←位置領域情報生成)
発明29(小数第5位)
発明30
コンピュータを、発明1~発明22の何れかの点検支援システムとして機能させるためのプログラム。
発明31
コンピュータを、発明23~発明29の何れかの撮影位置同定システムとして機能させるためのプログラム。