ナカシャクリエイテブは、2010年に創業50周年を迎えました。 創業者山口健一の「まちの写真館」がルーツです。昭和34年の伊勢湾台風襲来後に、保存性とスペースセービングの高いマイクロフィルムを取扱い「名古屋マイクロ写真研究所」を設立しました。高度経済成長期には、写真技術を応用して設計工程の効率化に貢献しました。その後、画像技術はモノクロからカラーへ、アナログからデジタルへ変化を遂げました。ナカシャクリエイテブ50年の歩みは、写真技術を情報分野へ応用することからスタートし、現在のデジタル時代に至るまで画像と情報に新たな価値を見出してきました。
伊勢湾台風で大切な文書や図面が水に浸かった時、米国から入りたてのマイクロフィルム技術がお客様の心配を救いました。日本が世界一の造船国であった頃、設計者は日々の納期に追われていました。そこで、写真屋がプロの設計者を相手に飛躍的な設計の効率化を提案しました。機械や方法が変わっても変わらないものがあります。「ナカシャなら何とかしてくれる」その言葉がある限り私たちは歩み続けます。お客様の未来は私たちの未来です。