オープンイノベーション【オープンイノベーション】vol.13：マルチアングル撮影モジュールの製作（機器選定・構成）
当社で、車載マルチカメラ（マルチアングル）撮影に使っている機器の構成をご紹介します。
カメラ、レコーダの相談と提供を株式会社テクノハウス、レンズ選定に久門易氏の協力を頂きました。
機器構成
GNSS
・GNSSアンテナ：Semoic HG-GOYH 7151
・GNSS受信機：コア Cohac∞ QZNEO
・ロガー：GNSS-BeatBox
カメラ・レコーダ
・Insta360 Titan：全周撮影用
・IOI 4KSDIカメラ：後方路面撮影用
・SONY HDR AX-700：側方撮影用
・ATOMOS Shogun7：マルチチャンネルレコーダ
レンズ（4KSDI）
・KOWA ：LM8FC24M：標準画角撮影時
・Entaniya HAL200 C3.6 ：広角撮影時
接続図
機器選定の理由
・GNSS：RTKに対応した多周波アンテナ＋ネットワークRTK対応のGNSS受信機"QZNEO"
・4KSDIカメラ：高精細、グローバルシャッター、レンズの選択自由度。
・360カメラ：高精細、音声入力端子、シャッタースピード設定（1/4000以上）
・レコーダ：4K動画1チャンネル、2K動画を最大4チャンネル同期録画が出来、高速なSSDに直接書き込みが出来る。
全周を撮影する11K360カメラと、局所的な部分を詳細に映し撮るグローバルシャッターの4Kカメラ、4Kと11K360の中間である220度の広角レンズ、4Kカメラのレコーダ。RTK測位が可能なGNSSで、機動性や拡張性のある、なおかつ一般に入手できる汎用的な機器構成となりました。
▼この記事を書いたひと
R&Dセンター 渡邉 裕樹
位置情報、GIS関連が得意です。この道20年やってます。
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