今回のオープンイノベーションプロジェクト(新連携支援事業)では、長大な土木構造物を保有するインフラ企業各社様に共通の課題である"日常の巡回目視の省力化"に取り組んでいます。特に土木の設備や構造物を津々浦々、細部に渡って状態を把握するための工数削減には大きな効果を見込めると考えています。
キーは以下の三点です。
お客様自身で撮影した動画と、携行したGPSデータロガーのデータを当社にアップロードしてもらい、当社内で映像・画像加工と位置情報付与、データベース登録、損傷検出を実行します。
日常的な目視点検に係る時間を2割削減で数億円規模の省力化を目指します。
(※注:ここで示している点検時間、人件費単価は当社の推定です。)
屋外でモバイル(車載)端末の活用、屋内作業従事者・管理監督者、協力会社をクラウドサービス、オンプレミスのハイブリッドシステムで接続し、土木・建設業のDXを推進します。
正確な位置と高精細な静止画を取得する仕組み、上下左右前後の6方向を同時に記録する同期撮影システム、マルチアングルで閲覧できる時空間データベース、静止画から構造物の損傷箇所を検出するディープラーニング画像検出、同一地点の過去と現在を比較できる2画面ビューアが、構造物の現在と過去の状況把握を容易にします。
▼この記事を書いたひと
R&Dセンター 松井 良行
R&Dセンター 室長。コンピュータと共に35年。そしてこれからも!
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