今年のトリを飾る360界隈イベントとして、11Kの360動画を撮影できるプロ用の360カメラをレンタルしてみました。
TITANの販売店になっているハコスコさんのサイトを見てみましょう。
スペックだけじゃ分かりませんねぇ。
つまり・・・
いろいろと期待と不安を持ちながら、Let's GOー!
このケースを手にした瞬間、何か工作するスパイになったかのような気持ちになりますね。
さっそく開いてみましょう。
普段GoProOmniやVIRB360に慣れ切った目からは、完全に異物=エイリアンに見えます。
「目」がたくさんついています...
重量は、雲台のクランプ部分がヤバイ位に重いです。(大きなバッテリーの重さがほとんどですかね)
スペックを確認すると重さは5.5Kg...片手で保持するのは無理!
手持ち撮影では覚悟が必要です。
治具に装着するため、インチネジとミリネジを変換しなければなりません。 締めても締めてもグラグラするので、ネジを増し締めしていたら、「ポキッ!」変換ネジが切れちゃいました。(「あーあ」)
吸盤のクランプを屋根に付けての車載撮影を目論んでいたのですが、「この重さは危険」なので、急遽作戦を変更。
(この寒さの中)オープンカーを使った撮影を思いつきました。
このところはめっきり寒くなり、朝は4℃。「寒中PartyPeople(パーリーピーポー)?」
早速、オープンカーのレンタルを完了しました。自ずと鼻息も荒くなってしまうってもんです。
今回使ったオープンカーはここでレンタルしました。
アメリカ車の左ハンドルです!。中国人の私は違和感がなかったのですが、撮影される画角は若干違ってきますよね。
車載撮影自体もワクワクだけど、このオープンカーっていうのがいいノリですね。
因みに、私は今回は運転手ではなく、助手席でリアルタイム路面損傷検知テストの担当なので、座席から風景はこんな感じです。ゲーミングPCとUSBカメラが見えますね。
みちびき対応のGPSデータロガー「ガーミンeTrex30J」で位置情報もばっちりです。
今回の撮影で走ったルートです:
早速、実際にInsta360 TITANで撮影した映像(動画から静止画に切り出し)を確認してみましょうっ!
シャッタスピード:1/4000なら、高速で走行する車両からの撮影でもばっちり撮れるはず!
実際に、素晴らしく高精細な360が得られました。この高速なシャッタースピードでもISO:200で撮影が出来ました。
壁高欄の変状箇所もばっちり写っています。
カルバートや高架橋の陰でも、くっきりと綺麗な画像が得られました。
これなら巡回目視点検の代わりに使えるんじゃないかと思えるレベルです。
路面はどうなのか?
東名高速道路で路面を狙ってみました。
アスファルトの割れ目がくっきり写ります。
360なら後方もばっちり写ります。看板の裏を撮影できるのは360ならではですね。
▼この記事を書いたひと
R&Dセンター 陸 依柳
撮影、お城、戦国、ICT、サブカルチャー...常に面白く、新しいものに惹かれるタイプです。地方の戦国イベントによく参加しています☆