お知らせ

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年頭のご挨拶

2025年 年頭のごあいさつ

 新年 あけましておめでとうございます。本年もご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

昨年12月、ある大学の経営学部の方たちに「中小企業論」についてお話しする機会がありました。

講義後の質疑応答では、「採用面接では学生のどんなところを見ますか?」「社員として採用したい学生に何を求めますか?」などの就活に直結する現実的な質問をいただきました。
私からは次のようにお答えしました。
「今は『会社が学生を評価する』時代ではなく、その逆です。『この会社で働くことが自分の幸せに繋がるのだろうか?』と、会社が評価される時代だと思います。」

これは決して謙遜ではありません。

「この会社は、今後も社会から必要とされ続けるのだろうか?」
「この会社の経営者は、自社が必要とされ続けるための理念やビジョンを持っているだろうか?」
「それが自分自身が目指す価値観やキャリアビジョンと一致しているだろうか?」

大学生から見て、それらがイメージ出来ない会社には人は集まらず、いずれは社会から必要とされなくなる。つまり、就活生もお客様も、「自社の将来を映す『鏡』」と考えています。

ChatGPTの出現に驚いてから約2年が過ぎました。
専門家の話では、
「『情報収集・整理調査』『資料作成・要約』『進捗把握・データ分析』『企画書・稟議書作成』などの大部分は生成AIにとって代わられる。」
とのことでした。

これらはこれまで「新入社員が最初に身につけるべきこと」だったと思いますが、生成AIが代わりにやってくれるなら、新入社員にはもっと別の能力を発揮してもらう必要があります。つまりは、「会社が社員に求める能力が大きく変化した」。

決められたことをやれる能力よりも、
「私はこう考えます!」
「私はこれが出来ます!」
「私はこうしたいです!」
と言えることが大事。これは個人も企業も同様だと思います。

ナカシャクリエイテブ株式会社の存在意義とは、
「お客様が抱える課題を、当社が解決すべき社会課題であると認識し、業務経験から得た独自技術・改善力・AI等の最新技術の融合により解決し、お客様を通じて社会から必要とされる存在であり続ける。」と考えています。

「少子高齢化で労働力がどんどん減少し続ける」
「(生成)AIによって、人間の仕事がどんどん少なくなる」

果たして、我が国の未来は暗いのか?、明るいのか?

「明るい未来を実現するためには、ナカシャが必要なんだ!」
と社員自らが思い、自ら行動できるような会社を目指してまいります。

2025年(令和7年) 1月
ナカシャクリエイテブ株式会社

代表取締役社長 山口 寛