調査・設計・資料整理業務から、管理・活用・利用まで、企業・大学・自治体のアーカイブズ構築をトータルにサポートします。
アーカイブズとは先人たちが残した様々な記録を保存し、活用することです。先人の貴重な記録が未整理のまま放置されていたり、失われるようなことがあれば、それは人間でいえば記憶を失ってしまうようなものです。私たちは先人が残したものを調査・整理することによって公開・活用のサポートを行うとともに、資料を後世に残し伝える方法を提案してまいりました。これからも企業・大学・自治体のアーカイブズの活用と文化の継承に貢献してまいります。
企業アーカイブは、企業内での引っ越しや異動に伴い集まってきた資料、これまで集めてきた資料を整理し、記録・活用することによって、これからの研究に過去の記録を見ることができたり、社内展示や公開することによって、社内教育などにも役立っています。また、企業の製品や技術といった実物資料からも今後の研究の中で、現実に直面した課題の解決方法を歴史的に探ることにもつながります。
大学アーカイブは、これまでの大学の歴史に関わる学内資料(学生作成資料も含める)を整理し、記録することによって、大学周年史作成の際の資料に役立ったり、学術史、教育史などにも活用されます。
自治体アーカイブでは、自治体で作成・発行・受取した歴史的公文書と個人から受け入れた私文書があり、それらは情報公開や自治体史の編纂、会社ではないが自治体組織の勉強に資するということもあります。さらに地域の歴史の掘り起こし、地域社会のアイデンティティとして、最近では町おこしにも地域資料の発掘・調査・公開・活用が進められています。
実態調査
資料の調査、内容(年代や性格)、点数などを調査します。
基礎情報収集
資料の来歴、所蔵者の情報、これまでの整理状況などの情報を収集します。
環境調査
保管状況や場所の調査をします。
目標・目的の明確化
何を目標・目的にアーカイブ構築をするのか明確にします。
工程・予算の決定
スケジュールと予算の決定をします 。
作業仕様の決定
整備方法の検討をし、作業工程を設計し、アーカイブズ構築の仕様を決定します 。
実施設計書の作成
上記内容と整理体制を含めた実施設計書を作成します。
アナログ資料
前調査
資料の置かれている場所の空間情報を記録したり、サンプリング調査を行い、本整理の準備を行います。
既存データの整備
既存の目録データがある場合は整備を行い、目録に必要な項目の検討などを行います。
資料確認
目的に沿った目録設定をし、項目に合わせた資料の確認を行います。
目録作成
整理して得た情報をもとに目録を作成します。
包材詰め
資料の状態、形状を確認し、保存や活用に適した包材に収納します。
配架
包材に収めた資料を再配置します。
古文書のくずし字を解読し、読みやすくするために、翻刻を行ないます。
資料整理を行った中から出てきた資料の翻刻、もしくは特定の目的で収集した資料の中にある古文書からの情報を得たいとき、例えば地震や水害などの災害対策のために過去の事例をさぐるにも分野が違って古文書が読めずせっかくの情報が資料から得られないこともあります。
また、創業者や創立者の古い手紙や日記があるけれど、何が書いてあるかわからない。
→専門スタッフがくずし字の翻刻を行います。ご要望によって、さらに読みやすくするため読み下しを作成します。
当社のご提案
当社のご提案
当社のご提案
当社のご提案
【納入先】 | 【事業内容】 | |
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自治体 | 歴史民俗資料館 | 近世~近代資料及び民具の整理、マイクロ撮影 |
大学附属図書館 | 個人文庫(幕末~明治期の本草書)翻刻 | |
県立図書館 | 近世資料の整理 | |
県美術館 | 美術館記録資料の整理 | |
町立歴史博物館 | 近世~近代資料の整理、マイクロ撮影・電子化、データベース構築 | |
教育委員会(郷土資料館) | 近世資料・民具・写真の整理、データベース構築 | |
大学 | 大学 | 近代資料の整理、マイクロ撮影・電子化、データベース構築 |
大学図書館文庫 | 所蔵絵図の撮影・電子化及び絵図の検索閲覧コンテンツ構築 | |
文学館 | 文人資料の整理・包材収納 | |
資料館 | 近現代戦争資料の整理 | |
大学 | アーカイブズコンサル業務、資料整理、電子化、データベース構築 | |
大学図書館 | 電子化、デジタルコンテンツ、データベース構築 | |
企業 | 企業 | 資料整理、解題、翻刻、電子化 |
企業ミュージアム | グラフィックパネル作成、レプリカ製作 | |
企業(化粧品会社) | 香水瓶、商品パッケージなどのレプリカ製作 | |
企業(食品会社) | 資料調査および創業家の資料目録作成 |
●東日本担当
東京支店 担当:アーカイブズ推進担当
TEL : 03-6809-1535
FAX : 03-5401-2022
E-mail:tokyo-bunka[アットマーク]nakasha.co.jp
※[アットマーク]の部分には@を入れてください
●西日本担当
文化情報部 担当:和田
TEL : 052-651-3381
FAX : 052-651-3383