年頭から、下記タイトルで私の挨拶文をWebサイトに掲載しています。
"創立60年にあたり~2020年、ナカシャは『人の仕事、人の役割を変えていく』"
そこには、
"恐らくこれから起こる変化は、当社が30年前に経験したのとは比較にならないほどの、誰にも想像できない、これまでの常識がひっくり返るほどの大変化になるでしょう。
しかも、驚くほどのスピードと圧倒的なパワーで..."
と書きました。そのわずか数ヶ月後、
"驚くほどのスピードと圧倒的なパワーで、常識がひっくり返るほどの大変化"
が本当に起きてしまいました。
厚生労働省の働き方改革の定義には、
"個々の事情に応じた多様で柔軟な働き方を自分で『選択』できるようにする"
とあります。リモートワークも時差出勤も、働き方改革の具体例として以前から挙げられていましたが、
コロナ前までは、「普通に会社に来れない、特別な事情のある人のもの」と捉えていました。
しかし、"驚くほどのスピードと圧倒的なパワーで"、あっという間に定着しました。日本生産性本部の5月の調査によると、「新型コロナ感染症の収束後もテレワークを続けたい」という回答が6割以上とのことです。
一番変えるのが難しい『人のマインド』を、コロナが一変させてしまいました。
一番変えるのが難しい『人のマインド』が変われば、働き方改革が一気に進む可能性があります。
例えば、
確認する、照合する、検査する、調整する、交渉する、承認する、評価する、検索する...
従来、人の仕事だったこれらから「する」が消える、つまり"人の仕事でなくなる"かも知れません。
では、人が本来すべき仕事とは何なのでしょうか?
ことでしょうか。
「どんな価値を提供していたのか?」があらゆる組織・個人で丸裸になり、価値に最短経路で到達することを選択することが、人がやるべき仕事、新しい社会における働き方になると思います。
当社の新たな経営ビジョンは、「新しい社会へ...ナカシャが変わる、ナカシャが変える。」です。
これから我々に起こる変化は、間違いなく不可逆です。
過去の「する」に決別し、価値に最短経路で到達できる方法を、最短経路で提案していきたいと思います。