中部地方の魅力の一つは、10月から12月まで紅葉を楽しめるということです。
まだ残暑が残っているのに、そろそろ紅葉シーズンに突入するのが不思議ですね。そんな年中、気候ごとの楽しみ方があるのが日本の醍醐味の一つです。
今回は、去年に行った紅葉スポットを時間順で整理し、中部から行きやすいスポットを紹介したいと思います。
桜の見ごろより長いとはいえ、毎年の見ごろは季節によってほんの少し変わりますね。去年の撮影時間も記載しましたので、見ごろを調べたい方はぜひ参考にしてください。
不思議なことで、晴れる日の紅葉漏れ日は「日本式な絶景」とも言えますが、曇りの日の紅葉も背景に合わせて独特な雰囲気があります。 特に神社や山奥の紅葉と霧の組み合わせは、「仙境」とも呼べるでしょう。
今年も準備万端にして、中部地方の色とりどりの景色を楽しましょうっ!
10月初旬から、長野県の紅葉が始まります。
山や高原を散策しながら、秋の息吹を先に感じましょう。
名古屋から2~3時間しかかからなく、電車でもドライブでもすぐ行ける距離ですね。
(2018.10.6撮影)
長野の紅葉の定番と言ったら、白駒の池ですね。
秋を一番早く感じられる場所とも言えます。
(2018.10.7撮影)
少々距離があり、一泊のほうがおすすめですが、都会と全然違う景色が目の前に広がります。
(2018.10.8撮影)
噴火事件もある御嶽山が再開により、2018年から立ち入り規制されていた山頂に登れるようになりました。
ロープウェイに乗れば、すぐにでも山上のカラフルなを楽しめます。
下旬になりましたら、低い山の色も徐々に変わり始めました。
(2018.10.26撮影)
去年は気候の影響で、色付きがそれほど良くなかったのですが、今年はもっと鮮やかになるでしょう。
ロープウェイで簡単に行けますので、日帰りに散策にいって、近くの温泉を楽しむのはいかがでしょうか。
ただし、山頂は想像よりも遥かに寒くて、天候も山の下と全然違うので、ロープウェイに乗る前にはしっかり天気予報をチェックしたほうがいいです。
(2018.10.28撮影)
千本桜として有名な吉野も、10月になると紅葉が始まります。
山の中に様々な植物があり、桜の時期と同じように、紅葉の時期もかなり長く楽しめます。
いよいよ中部地方の紅葉の本番が始まります。
11月の上旬は、一部の高原や山が見ごろになり、下旬になると市街地も絵になります。
(2018.11.3撮影)
標高がやや高い甲賀辺りは市内でも紅葉が始まっています。
「蓬莱庭園」として有名な大池寺の赤に染まった絶景は、知る人ぞ知るの穴場とも言えます。
(2018.11.17撮影)
いよいよ愛知県の山も秋っぽくなります。
1300年の歴史と文化を持つ鳳来寺山は、日本一高いとされていた樹齢800年以上、樹高約60メートルの「傘杉」があります。
本堂まで1,425段の石段をゆっくり歩きながら、秋の景色を堪能しましょう。
(2018.11.18撮影)
国宝天守がある松本の秋は、標高が高いおかげで、実に美しいですっ!
山脈に囲まれているので、様々な色を一気に目の前に広がりますね。
(2018.11.19撮影)
私の紅葉の一押しと言ったら、滋賀の湖東三山ですね。
龍應山の西明寺、釈迦山の百済寺、松峰山の金剛輪寺、それぞれの個性があり、風情があります。
一日で3ヶ所を回るツアーもありますので、滋賀の秋は一度見ると忘れられません。
(2018.11.13撮影)
11月の中旬になると、名古屋周辺のお寺から公園までが紅葉狩りのスポットに変身します。
近い場所から言うと、名古屋から30分間の瀬戸市定光寺では、緑と水が揃い、散策コースも充実していて、豊かな自然を感じられます。
旧国鉄中央線の愛岐トンネル群もこの時期になると特別公開されるので、ぜひ一緒に回ってみてください。
(2018.11.24撮影)
足を少し関西に伸ばしたら、秋の奈良も実に情緒があります。
金色に染まった若草山の景色はこの時期にしか見れない絶景です。
(2018.12.01撮影)
美濃市としては紅葉の締めの時期になりますが、
の大矢田神社の豪華絢爛な彫刻ともみじ谷の紅葉を一緒に鑑賞できます。
(2018.12.02撮影)
紅葉がそろそろ終わりますが、愛知県内なら、秋の締めは金色のイチョウにしてはいかがでしょうか。
稲沢市の祖父江町には樹齢百年を超えるイチョウも含め、1万本のイチョウもあるだそうです。
秋の「そぶえイチョウ黄葉まつり」はぜひ訪れてみてもらいたいです。銀杏が大好きな私にとって目もお腹もいっぱいの季節ですね。
まだ暖かい場所には紅葉が残っているかもしれませんが、12月中旬に入ると、クリスマスや冬の楽しみ方も選択肢に加わり、そろそろ年越しの準備で忙しくなりますね。
日本のどこにもアクセスしやすい中部地方では、遊び場が多すぎて、年間スケジュールを立てるもの大変です。
2019年の秋の楽しみ方、もう決めましたか?
▼この記事を書いたひと
R&Dセンター 陸 依柳
撮影、お城、戦国、ICT、サブカルチャー...常に面白く、新しいものに惹かれるタイプです。地方の戦国イベントによく参加しています☆
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