社員がゆく大須の街をまわってみた

大須の街をまわってみた

今回の記事は、関東から当社の新入社員研修に来た かのんさん に書いてもらいました!

古今東西の文化が集まる街、大須商店街にやってきました!
初めての名古屋ということで周囲の方々におすすめの場所を聞いて回ってみると、全員が口をそろえて"面白い!おいしい!"と紹介してもらったのが大須商店街でした。
しかし想像以上に大きく、にぎやかな雰囲気に圧倒されます。

大須商店街のマップを見てまず驚いたのが、商店街の中にたくさんの神社仏閣があることです。 見どころが詰まりすぎて迷ってしまいそうです...

また大須の歴史は、なんと江戸時代までさかのぼるようです。

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(実は大須のど真ん中に古墳があるということを後で知りました、江戸時代どころか、もっと前から栄えていたんですね。深いです。大須)

名古屋城の建設により城下町が栄え、寺社仏閣もその周囲に集まるようになりました。 そしてまたその周辺に、参拝客向けに土産物などのお店ができました。
大須商店街の内部や周辺に多くの寺社が点在しているのはその名残だそうです。

お社や境内が商店街の街並みと共存している、とても不思議な空間ですね。

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東仁王門通り

今回は上前津駅から歩いてすぐの所にある、万松寺門からスタートします!
入ってすぐにコスプレ専門店やおしゃれなカフェや、台湾菓子のお店やらまさに"ごった煮"にふさわしい街並みです。

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万松寺門から左に曲がって少し歩くと、大きな招き猫が!! この招き猫は、東仁王門通の「ふれあい広場」にいます。高さ 2.2m とまさに巨大! 実はこの巨大招き猫がのる台は、からくりロボットだそうで、時間になるとからくり人形が出て くるそうです。残念ながら私は見れませんでした...

休日には大道芸やら何かしらのイベントが行われ人が集まる、商店街の中でもにぎわいのある場所です。 (後ろにはメイド喫茶がありました!ちょっと興味がありますね!)

こちらはふれあい広場から 通りを進んだ場所にひっそりといらっしゃいます。
「箪笥ばぁば」というそうで、触れると"洋服がなくなることがない"そうです。
とてもかわいらしい笑顔に気持ちが明るくなります。 ですかばぁばの背景がカラフルすぎて、そちら意識を奪われがちです...その時は、少し下に目を向けてみてくださいね。

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大須の人気店

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今回はお昼からでしたので、先にランチにしました。
一枚なんと350円という、おいしいのに安いと有名なマルゲリータピザを食べに行きました。

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大きさが小さいのかと思いきや、しっかり大きくボリュームたっぷりでした!生地もカリカリふかふか、中はもちもち、トマトソースもたっぷりでおいしいです。
店内もおしゃれで、ケーキなどもあるのでまた食べに行きたいと思います。

また、本場台湾の味を食べられるというタピオカのお店です。 日本と台湾でタピオカの味が違うそうで、今回はポピュラーなミルクティー味を頼みました。
このミルクティー、甘すぎず、とってもおいしいです。


万松寺

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万松寺は、天文9年に織田家の菩提寺として開かれ、470年以上続く歴史ある寺院です。
信長をはじめ戦国武将とは縁深く、徳川家康もここで幼少期の3年間を過ごしています。
ご本尊は十一面観世音菩薩です。 また万松寺通りに面したところには、万松寺を開基した信長父、信秀公の墓碑もあります。

現在は残念ながら稲荷堂・不動堂をリニューアル工事中ですので、以前の写真を...
工事は2017年4月に完成予定だそうなので、もうすぐきれいになった本堂がみれそうですね。

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大須観音

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大須の中でも有名なパワースポットのひとつです。

お社も大きく立派ですが、何よりハトが多いっ!
円で餌も買うことができますが、餌を出したとたんにハトが一斉に集まってくるので、もしあげるときは気を つけないといけませんね。
大須観音は、大須にできてから400年以上という由緒ある寺院ですので、 国宝、重要文化財など合わせて一万点以上を保管しています。

~寺紋について~

どこのお寺もそれぞれの寺紋(家紋のようなもの)をもっています。

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大須観音の寺紋は「梅鉢紋」といいます。これは北野天満宮の別当寺ということで、 同じ紋を使用しているそうです。正式名称の北野山真福寺宝生院という名前からもわかり ますね。梅が使われている由来は、天満宮の祭神菅原道真が梅を愛しよく歌に詠んでいたか らという説が有名ですね。

また、お祀りしている観音様の紋様が梅だという話もあります。この説だと、後ろにかかる4色も観音様のお色だと言われているようです。
どちらが正解なのかはわかりませんが、ほかの観音様を主祭神とされている寺院と比べてみたいと思います。

若宮八幡宮

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こちらも大須では屈指のパワースポットです。
この若宮八幡宮は、熱田神宮・愛知県護国神社と並ぶ、格の高い神社です。
しかも名古屋の総鎮守!!
目の前が高速道路だと思えない自然に囲まれた静かな境内です。 (この道路の名前、若宮大通りはここから付けられるんですね)
奥にある稲荷神社も、真っ赤な鳥居とお社が豪華でした。 なんと隣の建物で、結婚式もできるそうです!
入り口近くにある若宮龍神社もお見逃しなく!!

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歩き疲れた時のおススメスポット

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歩き疲れたときは、白川公園で休憩ができます。
緑も多く、奥には大きな噴水もあります。
またこの公園の敷地内には、名古屋市立美術館もあり、休日には様々な人が訪れる憩いの場所です。

この美術館は、常設展も素敵な作品が多くそろっています。建物自体もきれいで装飾もおおしゃれ、展示も見やすいです。

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洲崎神社

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若宮八幡宮から白川公園の前を通り抜けていくと、木々に囲まれた洲崎神社が見えてきます。
こちらは縁結びのパワースポットとして有名な神社ですが、その他にも厄除け、無病息災、商売繁盛もあります。
主祭神は素戔嗚尊です。

こちらではわかりにくいですが、参拝の手順が決まっています。
社務所で「縁結びの輪」をいただき、本殿から参拝です。
そして特に大変なのが、奥にある自分の膝丈もないような赤い鳥居のくぐることです! 身体が大きい人は大変ですね...
この鳥居の奥に祀られているのは、布都御魂・道祖神・猿田彦命・天細女命です。
猿田彦命は、天孫降臨の際に道案内をしたことから、道祖神と同一視され"道の神・旅行の神"とされています。
天細女命は、猿田彦命の妻ということで一緒に祀られることが多いです。有名な「岩戸隠れ」の時に、踊りを踊った神様で"芸(わざ)の神"と言われています。
旅行好きな方や、芸事とかかわりのある方はお参りするとご利益があるかもしれませんね!

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高層ビルに囲まれた神社

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最後に大須から歩いて15歩分ほどの所にある、桜天神社です。
周りが高層ビルに囲まれているため見つけるのに苦労する、こじんまりとした神社ですが...
名古屋三天神に数えられる由緒ある天神社の一つです。天神ということで、主祭神はもちろん菅原道真となり、神紋もになります。

名古屋城ができるまではこの場所に万松寺(上で紹介した)があり、その境内に立てられていました。万松寺が大須に移った際、桜天神社はそのままこの場所残り今に至るそうです。

境内には、「願いの水の牛」という手水舎があり、この牛に水をかけて願い事をすればその願いが叶うと言われています!

ここから数分で、栄駅にも行かれます。
もし余裕のある人は、ぜひ足を伸ばしてみてくださいね!!


地磁気を測ってみました

大須はパワースポットが多いということで、地磁気を測定してみました。 地磁気とは、地球を覆う磁性の強さです。パワースポットと地磁気の関係が色々と言われているようですが、パワースポットといわれるところに建っている寺社で、数値は変わるのでしょうか? 当社の事務所内で測定すると36~40位の間でした。
結果はご覧の通りです!

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大須観音だけ48と若干高いのですが、その他数値にあまり変化が見られませんでした...
大須の全ての寺社は測れていませんでしたが、パワースポットで感じる神聖な力が地磁気かどうかまでは分かりませんでした。
ちなみに、当社の別の人が、新城にある中央構造線長篠露頭というところで計ったところ、49.7だったそうです。
今回、パワースポットと地磁気の関係は明らかになりませんでしたが、商店街の雰囲気と今回参拝した5つの寺社からたくさんの元気をもらうことが出来ました!
時間が短く、大須全体を回ることはできませんでしたので、残りの半分を次の機会に行きたいと思います。 また、今後も地磁気も神社ごとの比較から境内の場所による変化なども調べていきたいと思います。

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大須には、今回紹介した場所以外にもカフェや雑貨、服飾等様々なおしゃれなで面白いお店がたくさんあります。

 

私も一回では行き足らず、後日もう一度大須をまわりました!
そのときは、大須観音の近くにある善光寺にもいきました。ここは建物の二階がお堂になっているので、 入りずらいかもしれませんが、お寺の方はとても優しい方々です。

 

 

地元の方はもちろん、旅行の方ももし大須に訪れる機会があったら、ゆっくり街の中を歩いてみて下さいね!

 

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