社員がゆく関ケ原、このまち まるごと古戦場!

関ケ原、このまち まるごと古戦場!

群雄割拠の世から戦国の終焉へ。公家・武家社会から武家・庶民社会へ。
戦国武将が相まみえた「関ケ原合戦」は、一人ひとりの武将の心の葛藤に得も言われぬ物語があります。

この戦いの舞台である関ケ原をみる、しるために、今回は「関ケ原観光Navi」を使いながら、関ケ原の「まるごと」古戦場を体感していきます!

関ケ原駅に着いたら、早速「関ケ原観光Navi」を立ちあげてみましょう。トップページの「ナビ」ボタンをタップ、検索対象を選び「検索」を押すと、様々なスポットが出てきました。

 

画面下の「AR」ボタンをタップすると、ARカメラ画面に切り替わり、スマートフォンのカメラからポイントの方位と距離を直観的に見ることができます。

JR関ケ原駅にかざしてみると、電車のアイコンが出ました!このアイコンをタップすると、詳しい紹介を読めます。散策しながらどんどんかざしてみると、まちの意外な一面が見えますよ。

 

トップページを見ると、「武者丸とはい、チーズ」の記念写真機能があります。こちらもAR機能の一つです。

武者丸くんは、1600年頃の関ヶ原で家康VS三成の戦いを木の陰から、こっそり見ていたとかいないとか...2000年にタイムスリップしてきたところ町の職員に発見され、PRの仕事をすることになりました。

さてさて、その武者丸くんはまちのどこにいるのでしょう?
まずはかざしながら武者丸くんのアイコンを探し出して、タップしたら、武者丸くんのフレームが出てきました!自撮もできます!

武者丸くんのフレームは現在いくつか用意されています。もし武者丸くんに出会ったら、ぜひ一緒に写真を撮りましょうね ♪

 

古戦場×おみやげ

JR関ケ原駅から出たすぐ目の前は「関ケ原駅前観光交流館(愛称:いざ!関ケ原)」です。ここは、関ケ原町の観光情報の発信拠点として観光案内のほか、おみやげショップや休憩スペースなどもあり、大人気の古戦場巡りの拠点です。

 

中に入るとその凄さがすぐ分かります!こだわりのあるお土産だけではなく、甲冑や観光スポットの案内まであります。現在置いてあるのは島左近の甲冑ですね。

 

例えば、こちら!「石田三成 胆の毒ゼリー」。このゼリーは処刑される直前に柿をすすめられた三成が"胆の毒だ"と断った逸話に基づいて命名されました。ラッピングは「天下分け目新聞」を使っています。

また、こちらの「出世組小判 天下三英傑」の勝ち組煎餅です。これは、家康が珍重した白魚に、秀吉が宴席を飾った鯛と信長がもてなした鰻で作られています。桜の葉が香ります。

 

こちらの「家紋コインロッカー」も見てください。関ヶ原ゆかりの武将たちの名前とともに、家紋が大書されています。しかも、東軍西軍で分かれているのではなく、石高順で並んでいます!
料金もお得です。ひいきの武将のロッカーに、荷物を預けたくなりますね。

 

お土産だけではなく、ここの飲食店も凄いんです。例えば、こちらの「ココカフェ」というお店。

店内では近年関ケ原各イベントのポスターが貼られて、戦国グッズもたくさん揃えています。 「陣地ーずケーキ」の上の旗は好きな武将から選べます。また、「特製合戦カレーランチ」は石田三成の兜の形になっています。戦国ファンから見るとワクワクしますね。

 

リアル×古戦場

石田三成が布陣した笹尾山の山麓には島左近陣地があります。ここの馬防柵を見ると、古戦場の雰囲気を感じますね!

石田三成の重臣である島左近は合戦で田中吉政、黒田長政隊と奮戦しました。徳川家康の本隊に迫りましたが、決戦地で奪戦中、銃弾を受けて、戦死したと伝えられています。

 

ちょっと足を延ばすと、大谷吉継の墓があります。石田三成の盟友だった大谷吉継は、当初から疑っていた小早川隊の裏切りにも動ぜず応戦しましたが、配下の脇坂隊らの攻撃に屈し、ここで自刃しました。

合戦後まもなく藤堂家によって建てられた吉継の墓の左には、家臣の湯浅五助の子孫が大正5年(1916)に建てた五助の墓があります。切腹した大谷吉継の介錯を務めた五助は主君の首を持ち、戦場から離れた場所に埋め終わった時に、藤堂隊の藤堂高刑に発見されました。 「私の首の代わりに、主君の首をここに埋めたことを秘して欲しい」と頼み、藤堂高刑はそれを受けて五助の首を取った...というエピソードがありますね。

 

日常×古戦場

古戦場関ケ原の風景が、日常に溶け込んでいます。

例えば、こちらの本田忠勝の陣跡は民家の後ろにあります!

本田忠勝は、勇猛なだけでなく、知略も備えた名匠で、関ケ原合戦では軍監として参戦し、松平・井伊隊が対戦していた島津隊に向かって進撃し、西軍武将の切り崩しにも努めました。

 

また、こちらの藤堂高虎・京極高知の陣跡の場所を見てください。現在、関ケ原町立関ケ原中学校の敷地内にあります。

藤堂・京極の両隊は、福島正則隊に続き東軍左翼縦隊の第2陣として進軍しました、大谷吉継の隊に属していた平塚為広と交戦した後、共に大谷吉継隊を破りました。(後ほど吉継の墓を建てたのも藤堂家ですね。)

 

古戦場×施設

古戦場の施設の中で、遊びながら勉強できます。

定番は、関ケ原町歴史民俗資料館です。ここでは、「関ケ原合戦屏風」や関ケ原合戦に関わる武具などが展示されています。

館内ではARの「ガイドツアー」機能を使って、各資料の実際の画像などにカメラをかざすと、画像認識により、動画の説明や音声などの紹介を楽しめます。

 

隣のレンタサイクルの建物まで、大きな家紋が貼られています!

 

関ケ原合戦当時の戦場を再現したというテーマパークである関ケ原ウォーランドも外せません。

当時の戦況が伝わってくるような迫力満点の石像たちは、今にも動き出しそうなリアリティを持っており、戦国マニアはもちろん、歴史ビギナーにも楽しめます。

 

関ケ原ふれあいセンターという複合施設も休憩の良い場所です。飲食やお土産も揃っています。ふれあいセンターの前の空きスペースは、イベントの時に使われています。

 

古戦場×自然

関ケ原では、自然も満喫できます。

JR関ケ原駅からほど近い場所に東首塚があります。ここには、首級墳碑と首洗いの古井戸の他、目印ともいえるスダジイの大木があります。

 

徳川家康の最後陣跡は、現在緑いっぱいの憩いの場になっています。ここで家康が最後まで味方を指揮し、戦いが終わると敵の首を実検しました。

 

その他、エコフィールド関ケ原は桜と紅葉の名所になっています。3つの大きな池を取り囲む遊歩道や、バードウォッチングに最適な2つの大きな観測小屋があり、巨大な自然散策スポットです。

更に、関ケ原の曼珠沙華(彼岸花)は「左近花」と地元の人に呼ばれています。その鮮やかな赤色は、島左近が関ヶ原で戦い、血を流した跡だと言われています。

 

関ケ原町の他の魅力を知りたい場合は、トップページの「コース」をタップしてみると、神代・昔話自然散策鉄道パワースポットなど、様々なテーマが用意されています。

「ナビ」で検索する際は、検索対象を細かく設定できます。

 

古戦場×イベント!

岐阜県と関ケ原町は、世界的に名高いベルギー王国の「ワーテルロー古戦場」及びアメリカ合衆国の「ゲティスバーグ古戦場」と連携し、平成28年3月19日に、世界三大古戦場として、古戦場の持つ魅力や可能性を確認するとともに、古戦場の使命や課題等について意見を交わす、世界古戦場サミットを開催しました。 その中で、古戦場の歴史的な意義と平和の尊さを発信していくことを再確認し、古戦場を通じた交流を続ける「世界古戦場サミット共同宣言」を表明しました。

詳しくはこちら:世界古戦場連携事業

毎年の10月には関ケ原町最大の戦国イベント「関ケ原合戦祭り」や、ウォーキングイベント「関ケ原陣跡制覇ウォーキング」など、一年中様々なイベントが開催されます。 全国の戦国ファンと関ケ原ファンがここに集まり、関ケ原に集まった英雄たちの戦いや戦国ロマンを肌で感じながら、武将たちの夢の跡を巡ります。

2016年10月15日(土)から23日(日)まで「関ケ原2016第3弾~石田三成~」を開催します。関ケ原合戦祭りに合わせて開催するこの9日間は、まさに「関ケ原スペシャルウィーク」です。

詳しい情報はこちら:「関ケ原2016第3弾~石田三成~」を開催します!

 

古戦場×LINEスタンプ

関ケ原には現在LINEスタンプもあります!このスタンプ参戦しているキャラクターたちはみんな関ヶ原合戦図屏風の中の武将たちで、しゃべっているセリフも逸話に関わっています。

お求めはこちら

例えば、この右側のキャラクターは可児才蔵です。

関ケ原の合戦で、可児才蔵は西軍主力宇喜多秀家隊二万を前に先鋒として斬り込み、単独で二十以上もの首級を挙げました。持ちきれない首には口に笹葉を噛ませ、印とした事から「笹の才蔵」の異名を得ると同時に、その全てが兜首(高級武将の首)であった事から一兵士同然ながら異例にも家康直々に賞賛されました。
この笹を口に噛ませ印としたことから、「笹食う?」という少しブラックなキャラクターです。

日常のコミュニケーションにちょっとお茶目な武将たちを使ったら、会話が楽しくなりますね。

 

みる!しる!かわる!関ケ原

中山道、北国街道、伊勢街道と、三つの街道が出合う東西の結節点であった関ケ原には、古くは日本武尊に縁の地であったり、壬申の乱の舞台となるなど、日本史に登場する重要人物たちの物語が多く残されています。かつての戦場に立ったような雰囲気を味わいながら、武将たちを思い、歴史を学びることもできます。

このまるごと古戦場の魅力を更に体感したい場合は、ぜひ一度現地に行ってみましょう。

 

詳しい情報はこちら:みる!しる!かわる!関ケ原

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